fc2ブログ
12/21
ー12月31日ー

禁書「みーかん、みーかん♪」

美琴「はあ~もうここから出たくない…」

上条「家のこたつも満員だな」

禁書「こたつにみかんって誰が考えたんだろうね?天才だよ!」

美琴「テーブルにふとんってのも斬新なアイデアよね~」

上条「おまえらどんだけこたつが好きなんですか?」

禁書「そういうとうまだってずっとこたつに入ってる!」

美琴「何人もこの魔力から逃れられないのよ~」

上条「イマジンブレーカーで…ってまあいいや、あったかいし」

禁書「それでいいんだよ…みかーん、みかーん♪」

上条「おまえいくつみかんを食うつもりだ…これは俺のっと」

美琴「あ!あたしも一個確保しとこ~」

禁書「この間、ダンボールにたくさん入ってるの買って来たから大丈夫なんだよ!」

上条「あれを運ぶのがどれほど大変だったか…」

美琴「ごくろうさま~」

上条「俺はこいつに労わってもらいたいね、一番みかん消費してるのこいつだし」

禁書「ごくろうさま~」

上条「もっと心を………」

美琴・禁書「ごくろうさま~」

上条「………もういいです、その気持ちのいいハモりが聞けただけで十分です」

美琴「寝ちゃいそう」

上条「こたつで寝ると風邪ひくって言うけど…まあ、ちょっとぐらいならいいんじゃねえか?」

美琴「この頬から伝わってくるぬくもりがね~」

上条「…………」

ナデナデ

美琴「!!!……なんでいきなり
!?」

上条「いや~撫で心地のよさそうな頭だな~と」

美琴「んっ…………」

上条「いやだったか?」

美琴「ま、まあちょっとくらいならいいけど…」

上条「そうか…」

禁書「私は困るんだけど」

上条・美琴「!!!」

禁書「みかんが取れないんだよ」

上条「あ、ああ…ほら」

禁書「二人とも私がいないと一日中そんなことしてそうだよね」

美琴「そ、そんなことないわよ!」

禁書「二人で自分たちの世界作っちゃうと、ちょっと困るかも」

上条「………すいません」

禁書「あ!でも、キスならしてもいいよ…がんばって目を反らすから」

上条「そんなとこで頑張らなくていい!…それに人前でそんなほいほいしねえよ!」

禁書「そうしてくれると助かるかも」

美琴「……もしかして朝の見てた?」

禁書「インデックスはなにも見てないよ~」

美琴「そう…」

禁書「…………おはようのキス」ボソッ

美琴「!!!」ビクッ

禁書「~~~♪」

美琴「こんな狭い部屋じゃねえ…」

上条「悪かったな、そりゃあおまえの寮とは違うだろ」

禁書「広いよね~みことの部屋」

美琴「そう?………でも、この部屋にしかない居心地の良さは
あるわね」

上条「こんな狭い部屋で三人な~」

禁書「とうまは女の子二人に囲まれてうれしいんだよね?」

上条「そういう俺の地位を貶めるようなことを言うんじゃねえ!」

美琴「でもやっぱりこの三人よね~」

美琴「あんたとこの子とあたしで上条家って感じだわ」

禁書「二人の愛の巣の方がいいんじゃないの?」

美琴「それは何年かしてから嫌ってほどやってくからいいのよ」

美琴「今はこの三人で楽しくやりたいわね」

上条「それについちゃあ俺も全面的に賛成だな」

美琴「………やっぱり気にしてた?」

禁書「うん………二人とも恋人同士だから………」

禁書「インデックスがいると………邪魔かなって……」

美琴「そ、そんなことないわよ!」

美琴「確かに当麻とは恋人で一緒にいると楽しいけど……あんたとは親友として一緒にいて楽しいって思ってる」

禁書「………親友?」

美琴「そうよ、ここにきていっぱいしゃべって、一緒に買い物に行ったりして楽しかった」

美琴「………あたしはあんたを親友って思いたいわ」

禁書「うん………」

美琴「ゲコ太の良さがわかるのなんてあんたぐらいだしね」

禁書「うん……っ………」

美琴「あたしはここで恋人と親友と一緒に過ごせてうれしいわ」

禁書「うん!……ひっぐ………」

美琴「ほら、もう泣かないで」

禁書「いいもん!嬉し泣きだもん!」

上条「どっかの誰かさんと同じセリフだな………似た者同士か」

美琴「とりあえずみかんでも食べて…ほら、あ~ん」

禁書「あ~ん………おいしい!」

美琴「食べると元気ね」

禁書「うん!それが私のとりえだからね!」

美琴「あんたはそれでいいわよ」

禁書「それじゃあもう一個…」

上条「あ!それは俺がとっといたやつ!」

ー昼食ー

禁書「とうまーおなか減ったー」

上条「爪が真っ黄色になるまでみかん食ってまだ足りねえのか」

禁書「みかんは別腹なんだよ!」

上条「しょうがねえな………美琴先生、お願いします」

美琴「しょうがねえな~」

禁書「わー!似てる!似てる!」

美琴「その幻想をぶち殺す!」

禁書「とうまと一緒だー!」

美琴「お、俺は美琴を愛してるぜ!」

上条「……………」

禁書「……………」

美琴「わかってる…わかってるわよ!でもせめて…ツッコんでくれてもいいんじゃない?」

上条「いや、なんていうか………愛してるぜ」

禁書「私も……美琴のこと好きだよ、ずっと」

美琴「もっと悲しくなってくるからやめて!」

上条「じゃ、じゃあテキトーになんか作ってくれるか?」

禁書「昨日はとうまで今日はみことだね!」

美琴「わ、わかったわ、すぐ作ってくるから」

上条「やっば、俺の愛情が足りないんですかねえ?」ボソッ

禁書「とうまが愛情与えすぎてあんな風になっちゃったかも」ボソッ

美琴「聞こえてるから!お願いだから忘れて!」

~~~~~~~~~~

上条「夜は年越しそばだな」

禁書「なんで日本ではそばをたべるの?」

美琴「たしかそばみたいに細く長く達者に生きるためとか、切れやすいことから苦労を切り捨てるとかだったわね」

上条「よく知ってんな」

美琴「wikipedia参照よ!」

禁書「日本ってそういう風習が多いんだよね」

上条「苦労を切り捨てるか………そば楽しみだな」

美琴「苦労してんの?」

上条「それはもういろいろあったな~外に出れば電撃姫に襲われたり…」

美琴「!」

上条「家に帰れば空腹魔法少女に噛み付かれたり…」

禁書「ムッ!」

美琴「それはあんたがあたしをテキトーにあしらってたからでしょうが!」

上条「そうは言ってもな~いちいちかまってたらきりがねえし」

美琴「一回だけでもまともに相手してくれればそれでよかったのに!」

上条「だから今かまってやってんだろ?それともキスまでじゃ不満か?」

美琴「そ、それは…………」カァァ

上条「まあそれは待ってくれないか?」

美琴「そ、そのかわり!いつもの二倍も三倍もキ、キスしなさいよ!」

禁書「わたしが見てないとこでね~」

上条・美琴「………はい」

禁書「それよりとうま!」

上条「なんだ?まだなんかあんのか?」

禁書「私が噛み付くのはとうまが悪いときだけなんだよ!」

上条「そうか?おまえが悪いこともあったんじゃねえか?」

禁書「それは………ないよ………たぶん」

上条「心当たりがあるんじゃねえか!」

禁書「そ、それに最近は噛み付いてないよ」

上条「ん?そういえばそうだな」

禁書「とうまはみことの男だからね、ひとの男に手を出したら命がいくつあっても足りないんだよ」

美琴「大丈夫よ!もしこいつが悪いことしたら、ビリビリの刑だから」

上条「まったく…静電気ぐらいで頼むぞ…」

美琴・禁書「……………」

上条「ん?どうしました?」

禁書「とうま、いつもの…」

美琴「不幸だー!ってやらないの?」

上条「ああ?そういえば最近は言ってないな」

禁書「ダメだよ、とうま!不幸だーって言わないとキャラ薄くなっちゃうよ!」

上条「おまえに言われたくねえよ!」

美琴「それってたまたま言ってないの?意識して言わないようにしてんの?」

上条「まあ、意識して言わないようにしてるかな」

禁書「なんで?」

上条「だって……ほら………」

上条「幸せにするとか言っといて、自分が不幸じゃできないだろ?」

美琴「~~~~~」カァァ

禁書「そうなんだ~」

上条「そいつと付き合いはじめてでた影響かな」

禁書「みんないろいろ変わってるんだね」

美琴「あたしたちも仲良くなったしねー」

禁書「ねー」

上条「それでこれに落ち着いてるわけか」

美琴「来年もこんな感じでいきたいわね」

禁書「私はもっとおいしいもの食べたいかも!」

上条「そこは変わんねえな」

禁書「違うよ!美琴が作ってくれるご飯おいしいから、もっと食べたいってこと!」

美琴「年明けたらまた作ってあげるわよ、だから食べたいもの考えといてね」

禁書「うん!」

上条「あんまりそいつを甘やかすなよ?食い過ぎで丸々と肥えさせても食えねえぞ?」

禁書「ムッ!」

美琴「栄養管理はあたしがするから大丈夫よ!」

上条「じゃあ俺の方も任せたぜ」

美琴「二人まとめて面倒見てあげるわよ」

ー夕食ー

上条「さて、これで俺の苦労も切り捨てられるわけだ」

美琴「来年は苦労の少ない年だといいわね~」

禁書「でもとうまだからね~」

上条「とりあえずおまえら二人は大丈夫だろ」

禁書「わかんないよ~あんまり目の前でいちゃつくから噛み付くかも」

上条「それはこいつも一緒じゃねえか!」

禁書「みことはいいんだよ、かわいいから」

上条「………理不尽だ」

美琴「しょうがないわよ、あたしは仕方なくしてあげてるんだから」

上条「………いっつも甘えてくるのはおまえのくせに…」

美琴「そ、そんなことないわよ!」

上条「おまえの方はビリビリ封印だよな?」

美琴「わかんないわよ~一緒に歩いてて他の子とか見てたら、手からビリビリ流すわよ」

上条「だからおまえとは右手で手つないでんだろ?」

美琴「え?………あ!そうだわ!あんたいつも右手で…」

上条「気づかなかったのか?」

美琴「そんなの意識したことないわよ!」

禁書「いつも二人手つないでるのにね」

上条「インデックスさんは気づいて……」

禁書「もちろん!」

美琴「そうなの………じゃあ今度は抱きついてるときに…」

上条「だからやめて下さい!」

禁書「わざわざ抱きついてまでするんだね」

美琴「そうでもしないとこいつには効かないからね」

禁書「でもとうまに抱きついてるときのみことって、絶対そんなことする顔じゃないよね」

上条「おまえはどこから見てんだ?………ちなみにどんな顔なんだ?」

禁書「とうまからじゃ見えないんだね、それはもうとうまに顔擦り付けて全身でとうまを感じるように…」

美琴「あああああ、ストーップ!!!」

美琴「そんな生々しく表現しない!」

上条「間違ってはないんだな」

美琴「それはその………」カァァ

禁書「とうまが苦労するのは、乙女心がわからないときだね」

上条「乙女心?」

禁書「みことを困らせたらダメってことだよ」

上条「………全力でがんばります」

~~~~~~~~~~

禁書「ついにきたんだね」

美琴「ええ、またこの時が来たわ」

美琴・禁書「ゲコ太ー!」

上条「はいはい」

禁書「これはもうあれだよね、とうまもゲコ太にするべきだよね!」

上条「はあ?」

美琴「そうね~ってことで…」

美琴「じゃーん!わざわざ買って来ましたー!」

禁書「わーい!」

上条「っておい!」

美琴「さあさあ、とっとと着替えちゃって」

上条「着ねえよ!」

美琴「え?………」シュン

禁書「あーあ」

上条「え?なに?俺が悪いんですか!?」

美琴「せっかく当麻とペアルックで着ようと思ってたに………」

上条「えっと………」

美琴「あたしと一緒なんかいやよね………」

上条「あ、ありがたく着させていただきます!」

美琴「はい!すぐ着替えてきてね!」

上条「くっ………仕方ないか」

禁書「やるねえ、みこと!」

美琴「あいつは優しいから、押すより引いた方がいいって最近学んだのよ」

~上条さんお着替え中~

上条「ついにこっち側にきちまったか」

美琴「サイズはぴったりね!似あってんじゃない!」

禁書「いいよ!いい感じだよ、とうま!」

上条「こんなでかでかとゲコ太のプリントが………いきなりしゃべりだしたりしねえよな?」

禁書「そんな某平面蛙じゃないんだから」

上条「なんでおまえが知ってんだよ!」

禁書「懐かしのアニメベスト100にあったんだよ」

美琴「でももししゃべっら、ぜひ友達になりたいわ」

上条「おまえは目を輝かせてなに言ってんだ」

禁書「これで三人ともゲコ太だね」

美琴「あんたも早くゲコ太の良さに気づきなさいよ」

上条「気づかない、気づきたくもない…」

美琴「寝てる時に耳元でゲコ太って囁いたりすれば目覚めるんじゃない?」

上条「そんなことされたら普通に目が覚めるぞ」

美琴「だから起きない程度にね?」

禁書「それはみことの仕事だね!」

美琴「あたし?」

禁書「だっていつもとうまと寝てるのみことだよ?」

美琴「ま、まあそうだけど…」

禁書「私はゲコ太好きになるお呪いするよ!」

上条「おまえのはマジで好きになりそうだからやめてください!」

ゴーン

上条・美琴・禁書「!!!」

上条「ああ、もうそんな時間か」

禁書「え?なに?」

美琴「除夜の鐘よ、人には108こ煩悩があって、それをなくして新しい年を迎えるの」

禁書「へ~108こもあるんだ!」

上条「でもこんな近くに寺なんかあったか?」

美琴「テレビの中継でしょ」

上条「そうか」

美琴「いよいよ年越しって感じね」

禁書「ふぁ~これって108回聞かなきゃダメなの?」

美琴「別に寝たいなら寝ちゃってもいいのよ?」

禁書「ううん、まだ起きてる!年を越すまで起きてるんだよ!」

ー11:30ー

禁書「……………」

上条「やっぱり寝たな」

美琴「しょうがないわよ」

上条「それじゃあ………よっと」

美琴「ここにくると、毎回あんたがこの子をベッドに運ぶのを見る気がするわ」

上条「前はそうでもなかったんだけどな~こたつ出してからほぼ毎日だな」

美琴「あ~わかるわ」

上条「おまえは寝んなよ?」

美琴「あんたが寝るまで、あたしも寝ないわよ」

上条「それだと助かるな」

美琴「残り少ない今年を最後まであんたと過ごすの」

上条「考えることは同じか…」

ー11:40ー

美琴「やっぱりここがあたしの定位置ね」

上条「今度はくまは置かないんですね」

美琴「置いたらテレビ見えないじゃない、年越しカウントダウンするんだから」

上条「こんだけひっつけばあったかいな」

美琴「それはもう、アツアツだからね!」

上条「そういうことを素でいうな」

美琴「いいでしょ?あと少しだから言い納めよ」

上条「そういうことならいいか」

ー11:50ー

上条「いい年だったな」

美琴「いきなりなに?」

上条「残り10分なんだから今年の総まとめくらいしていいだろ?」

美琴「そうね」

上条「夏からいろいろあったけど、最終的にこうやって落ち着いてるしな」

美琴「かわいい彼女もできたしね!」

上条「………それを自分で言わなきゃな~」

美琴「……あたしはうれしかった」

上条「俺もだ」

美琴「まだキスしかできないけど………それで今は満足」

上条「それはよかった」

ー11:55ー

美琴「来年はずっとあんたと一緒にいるわよ」

上条「そうだな」

美琴「もっと抱きしめて欲しいし………もっとキスして欲しい………」

上条「好きなだけしてやるよ」

美琴「まだしてないことたくさんあるわ」

美琴「初詣もそうだし、夏になったらプールも海も行きたい…」

上条「可能なかぎりなんとかするさ」

ー11:57ー

美琴「あと3分………ずっと抱きしめてくれる」

上条「願ってもねえな」

ギュッ

美琴「……………」

上条「………やっぱり上からじゃどんな顔してるかわかんねえな」

美琴「み、見ようとすんな!」

上条「でもインデックスから聞いちまったしな~気にはなる」

美琴「もうっ…………」

上条「ほら、すねんなよ」

美琴「すねてない!」

上条「顔上げろって」

美琴「やだ…」

上条「もうすぐ残り1分だぞ~」ナデナデ

美琴「んっ…………」

上条「やりたいこともできないだろ?」

美琴「………うん」

チュッ

ー11:59ー

美琴「んっ…………」

上条「……………」

美琴「………いつもより長かった」

上条「今年最後だから離れるのが惜しかったんだよ」

美琴「あたしも……」

上条「っと、カウントダウンがはじまったな」

5

4

3

2

1

ー1月1日ー

美琴「当麻…」

上条「ん?」

チュッ

上条「!!!」

美琴「んっ………」

上条「……………」

美琴「……初キスね」

上条「随分長かったな」

美琴「今年はたくさんしたいから………さ、最初は大切なのよ!」

上条「そうだな………あけましておめでとう」

美琴「おめでとう……今年も一緒にいられるわよね?」

上条「最初が肝心なら、今一緒にいるから大丈夫だろ」

美琴「そうよね」

上条「さてと、明日は初詣だし、俺たちも寝るか」

美琴「うん」

上条「とりあえず離れてくれるか?抱きつかれたままじゃ、布団がしけねえし」

美琴「……………このまま寝ちゃダメ?」

上条「………今さら断ることもねえか」

美琴「じゃあ!」

上条「ほら、一緒に寝るんなら布団しくぞ」

美琴「うん!」
スポンサーサイト



NEXT Entry
第874回「くじ引きで一等当たった事ある?」
NEW Topics
もうどれくらい経っただろう
懐かしい
だいぶ
かくし芸作り
うわっ・・・私の更新期間長すぎ・・・
Entry Category
日記
Comment
Trackback
Trackback URL

このページへのリンク
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

雨風

Author:雨風
福岡のIT企業に勤める会社員
時間が経つのは早いですねー

FC2カウンター
お天気
カテゴリー
ブログ内検索