『そこで言われたんですよ「お二人様でよろしかったですか?」って』
上条(まだこの手の番組やってんだな)
美琴「…………」
―――――
『やっぱりいたんですよね~右手にくっきりと…ずっと手を握ってたんですよ』
美琴「ひっ…………」ビクッ
上条(ありがちだな…)
『やっと家に着いてドアを開けると………居るんですよ…彼女が」
美琴「…………」ブルブル
上条(…………) チラ
『そしてこう言うんです「今日は二人で楽しかったね」って』
美琴「…………」ゴクッ
上条(…………!) ニヤ
『続けてこう言ったんですよ「さみしくなるから………おまえも一緒に連れてっ
てやるわあああああああああ!」』
美琴「!!!!」
上条「…………」ギュッ
美琴「きゃあああああああああああああ!」ビリビリ
上条「お、落ち着けほら俺だって!」
美琴「あああああああああああああ!」ビリビリ
上条「ビリビリはやめて!ビリビリはっ!!!」
―――――
――――
―――
――
上条「わ、悪かったって」
美琴「い、いくらなんでもあれはないでしょ!」
上条「いや、びびってるおまえ見てるとつい何かしたい衝動が沸々と…」
美琴「まだ懲りてないようねぇ~」ビリビリ
上条「すいませんでしたあああ!どうかビリビリだけはご勘弁を!」
美琴「………お風呂入ってくる!」バタン
上条(あれはやりすぎたか……)
―――――
カポーン
美琴(なにが『恐怖のデート』よ」
美琴(そんな非科学的なことあるわけないじゃない!)
美琴(右手が…………)
美琴(ううっ……意識するとなんか………)
美琴(………もうあがろ)
―――――
上条「よお、早かったな」
美琴「ま、まあね たまにはそんなときもあるわよ」スッ
上条「………あの~なんか近くないですかね?」
美琴「そ、そう?いつもこんな感じじゃない?」
上条「いや、いっつもこんなぴったりひっついてないというか」
美琴「ひっついてるのはみとめるんだ?」ニヤニヤ
上条「くっ…」
美琴「さあテレビの続きでも…」
上条「あっ!右手…」
美琴「!!!」ビクッ
上条「手の甲擦りむいてる いつのまに怪我したんだ?」
美琴(な、なんだ…)
上条「えっと、救急箱は~」
美琴「ちょ、ちょっと待って!」グイッ
上条「あ?どうした?」
美琴(言えない、さっきのが怖いから一緒にいて欲しいなんて)
美琴「う~~~~」
上条「なんだ?さっきの見てびびってんのか?」
美琴(!!!なんでこんなときは鋭いのよー!)
上条「はぁ~………ほら」スッ
美琴「?」
上条「俺の手を握ってりゃだれもおまえの手を掴めないだろ?」
美琴「な、なるほど」ギュッ
上条「それじゃあとりあえず怪我の手当てをしたいんだが…」
美琴「?」
上条「左手握られてるから右手の手当てができないんだけど…」
美琴「あ、あたしがするわよ!」
上条「それじゃ頼むわ」
―――――
上条「…これ、逆に怪我の範囲広がってんじゃねえか?」
美琴「しょ、しょうがないでしょ!左手でするの難しいんだから…」
上条「いや、あのときだけでも手をはなしてくれてたらよかったんじゃ…」
美琴「…………」ギュゥゥゥ
上条「わかった!わかったから!」
上条「と、とりあえずテレビでもつけるか!なんかしてたほうが気もまぎれるだ
ろ?」
美琴「…そうね」
上条「えーと…マジックショーとか適度にくだらないのやってるぞ」ピッ
『どうも~え?手前の方なんて言いました?え?わぁ!耳が大きくなっちゃっ
た!………これがやりたかっただけなんですけどねぇ~』
美琴「あんた手品って…超能力者に見せられてもねぇ~」
上条「超能力者じゃなくてやってるのがすごいんだろ?」
『ほら浮きますよ~じゃん!………斜めのお客さんは楽しめませんね…あ、これ
売ってるんで!買って楽しんで下さいねぇ~』
美琴「なにこれ?通販?」
上条「…まあ、こういうネタなんだろ?」
美琴「つまんないわね~なんかほかにないの?」
上条「あ~なんもやってないな」
美琴「じゃあもう寝ましょ…誰かさんのせいで疲れたし……」
上条「悪かったな…それじゃ布団出すか」
美琴「えっと………」
上条「ほら手はなしてくれないと布団出せないぞ」
美琴「い、一緒に寝ちゃ………ダメ?」ギュッ
上条「………あのな~中学生だぞ?」
美琴「中学生でも怖いものは怖いわよ!」
上条「でも流石にな~」
美琴「き、今日だけ!今日だけでいいから…」ウルウル
上条「うっ…しょ、しょうがねえな 今日だけだからな」(その顔されて断れる
かよ)
―――――
上条「電気消すぞー」
美琴「はーい」
カチッ
上条「…これいつまで手繋いでたらいいんですかね?」
美琴「寝るま…ずっと………」
上条「眠れそうか?」
美琴「…………」フルフル
上条「はぁ~」ナデナデ
美琴「!!!!」
上条「幽霊でもなんでも出てきたらこいつで殴り飛ばしてやるよ…だから安心し て寝ろ…な?」
美琴「…………うん」
美琴「ありがと……」ボソッ
やっぱり女の子は怖いの苦手なのかな
いや、女の子に限った話じゃないし
人によってまちまちだろうけど
でも美琴はかなり怖がりなイメージ
そして………
ああ、気付けば今度の日曜日がバレンタインデーか………
まだバレンタインデー編できてないよorz
しかし追い詰められてこそ真価が発揮されるってもんだ!
まあそんな期待できるほどのものは作れないけど
さあ、あと半分書けば………
上条(まだこの手の番組やってんだな)
美琴「…………」
―――――
『やっぱりいたんですよね~右手にくっきりと…ずっと手を握ってたんですよ』
美琴「ひっ…………」ビクッ
上条(ありがちだな…)
『やっと家に着いてドアを開けると………居るんですよ…彼女が」
美琴「…………」ブルブル
上条(…………) チラ
『そしてこう言うんです「今日は二人で楽しかったね」って』
美琴「…………」ゴクッ
上条(…………!) ニヤ
『続けてこう言ったんですよ「さみしくなるから………おまえも一緒に連れてっ
てやるわあああああああああ!」』
美琴「!!!!」
上条「…………」ギュッ
美琴「きゃあああああああああああああ!」ビリビリ
上条「お、落ち着けほら俺だって!」
美琴「あああああああああああああ!」ビリビリ
上条「ビリビリはやめて!ビリビリはっ!!!」
―――――
――――
―――
――
上条「わ、悪かったって」
美琴「い、いくらなんでもあれはないでしょ!」
上条「いや、びびってるおまえ見てるとつい何かしたい衝動が沸々と…」
美琴「まだ懲りてないようねぇ~」ビリビリ
上条「すいませんでしたあああ!どうかビリビリだけはご勘弁を!」
美琴「………お風呂入ってくる!」バタン
上条(あれはやりすぎたか……)
―――――
カポーン
美琴(なにが『恐怖のデート』よ」
美琴(そんな非科学的なことあるわけないじゃない!)
美琴(右手が…………)
美琴(ううっ……意識するとなんか………)
美琴(………もうあがろ)
―――――
上条「よお、早かったな」
美琴「ま、まあね たまにはそんなときもあるわよ」スッ
上条「………あの~なんか近くないですかね?」
美琴「そ、そう?いつもこんな感じじゃない?」
上条「いや、いっつもこんなぴったりひっついてないというか」
美琴「ひっついてるのはみとめるんだ?」ニヤニヤ
上条「くっ…」
美琴「さあテレビの続きでも…」
上条「あっ!右手…」
美琴「!!!」ビクッ
上条「手の甲擦りむいてる いつのまに怪我したんだ?」
美琴(な、なんだ…)
上条「えっと、救急箱は~」
美琴「ちょ、ちょっと待って!」グイッ
上条「あ?どうした?」
美琴(言えない、さっきのが怖いから一緒にいて欲しいなんて)
美琴「う~~~~」
上条「なんだ?さっきの見てびびってんのか?」
美琴(!!!なんでこんなときは鋭いのよー!)
上条「はぁ~………ほら」スッ
美琴「?」
上条「俺の手を握ってりゃだれもおまえの手を掴めないだろ?」
美琴「な、なるほど」ギュッ
上条「それじゃあとりあえず怪我の手当てをしたいんだが…」
美琴「?」
上条「左手握られてるから右手の手当てができないんだけど…」
美琴「あ、あたしがするわよ!」
上条「それじゃ頼むわ」
―――――
上条「…これ、逆に怪我の範囲広がってんじゃねえか?」
美琴「しょ、しょうがないでしょ!左手でするの難しいんだから…」
上条「いや、あのときだけでも手をはなしてくれてたらよかったんじゃ…」
美琴「…………」ギュゥゥゥ
上条「わかった!わかったから!」
上条「と、とりあえずテレビでもつけるか!なんかしてたほうが気もまぎれるだ
ろ?」
美琴「…そうね」
上条「えーと…マジックショーとか適度にくだらないのやってるぞ」ピッ
『どうも~え?手前の方なんて言いました?え?わぁ!耳が大きくなっちゃっ
た!………これがやりたかっただけなんですけどねぇ~』
美琴「あんた手品って…超能力者に見せられてもねぇ~」
上条「超能力者じゃなくてやってるのがすごいんだろ?」
『ほら浮きますよ~じゃん!………斜めのお客さんは楽しめませんね…あ、これ
売ってるんで!買って楽しんで下さいねぇ~』
美琴「なにこれ?通販?」
上条「…まあ、こういうネタなんだろ?」
美琴「つまんないわね~なんかほかにないの?」
上条「あ~なんもやってないな」
美琴「じゃあもう寝ましょ…誰かさんのせいで疲れたし……」
上条「悪かったな…それじゃ布団出すか」
美琴「えっと………」
上条「ほら手はなしてくれないと布団出せないぞ」
美琴「い、一緒に寝ちゃ………ダメ?」ギュッ
上条「………あのな~中学生だぞ?」
美琴「中学生でも怖いものは怖いわよ!」
上条「でも流石にな~」
美琴「き、今日だけ!今日だけでいいから…」ウルウル
上条「うっ…しょ、しょうがねえな 今日だけだからな」(その顔されて断れる
かよ)
―――――
上条「電気消すぞー」
美琴「はーい」
カチッ
上条「…これいつまで手繋いでたらいいんですかね?」
美琴「寝るま…ずっと………」
上条「眠れそうか?」
美琴「…………」フルフル
上条「はぁ~」ナデナデ
美琴「!!!!」
上条「幽霊でもなんでも出てきたらこいつで殴り飛ばしてやるよ…だから安心し て寝ろ…な?」
美琴「…………うん」
美琴「ありがと……」ボソッ
やっぱり女の子は怖いの苦手なのかな
いや、女の子に限った話じゃないし
人によってまちまちだろうけど
でも美琴はかなり怖がりなイメージ
そして………
ああ、気付けば今度の日曜日がバレンタインデーか………
まだバレンタインデー編できてないよorz
しかし追い詰められてこそ真価が発揮されるってもんだ!
まあそんな期待できるほどのものは作れないけど
さあ、あと半分書けば………
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